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2008.06.07 大工の手仕事


今日は木材の加工場へ行きました。
【手刻み】という言葉をご存じですか?
大工さんとしゃべる中でこんなお話を聞きました。

昔は家の契約をしてから木を切って、山で寝かせ、製材所にもっておりて更に寝かせ、自然に乾燥をさせてからちょっと大きめのサイズに切ってひねりを加えて寝かせ(木のくせを取る作業ですね)・・・と一軒建てるまでに3年はかけていた。
だから昔の家は木が十分に乾燥していて、ひねりやそりをよく調整してあるから何年たっても隙間やそりが出にくいんよ。
ただし手間は莫大かかりよったねーっ。今は待てんじゃろ?世の中が早いけ。

今はプレカットといって機械で精度高く木材を刻むのが主流ですが、当社は
手刻みも行います。
墨付けをして刻み、ノミで細かいところを削ります。
手刻みの利点はこまやかな仕口ができること。
木材はどこかで継いでいったり、かけ渡した時にはずれないように、お互いの木をうまくかみ合わせるのです。
これは釘や金物がない時代に考え出された知恵の集結♪
仕口にもいろんなパターンがあって、強度がいる時、そりが出ては困る時・・・と使い分けるのだそうです。

みんなはじめは親方について見習スタートです。ひたすら刻む。その中で先輩方が墨付けをするのをチラ見しては盗む・・・。いざやってみろ!!となった時には誰に習うでもなく、自然にできるのだそうです。

とにかく『見る力』が大切で、『見る』(観察)→『盗む』→『自分ならこうする・・と考える』(工夫)→『楽しい〜っ』(効率アップ)なんだそう。
今でこそ、教わることは何もないくらいのレベルの超ウルトラ大工さん陣ですが、みんなそうやって今があるんだなーっと思いました。

次回は道具類をご紹介していきます。お楽しみに

                                  2寸ボウヤ



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