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2009.09.09 畳を入れ替えて使う時代

昨日現場で大工さんに面白い話を伺いました。

昔は正月と来客時には蔵に入れてあるきれいな畳を入れて、用がすんだら元に戻していた。畳も年に数回干しては戻していた。・・・・物が少ないので大事にする、という生活背景があったので、誰でも簡単に、場所を選ばすどこの位置にでもハマるように、畳のサイズは全部同じだった、ということです。つまり全ての畳が使いまわせるんですね。

現代は「この畳はこの場所にしか入らない」ってご存じでしょうか?
場所場所を測って、合わせて畳を作るから縦横の長さも1枚ずつ変わってくるんです。
ちゃんと場所を覚えておかないと大変なパズル作業になるのですよ〜。(私はリフォーム現場でやっちまいました!!あの時は困ったです。)

つまり、「畳ありき」=「寸法一律」だったので、それに合わせて家の方を作っていたらしいのです。
3尺(シマリ)・1間(ツノ)・9尺(イカダ)・2間(リュウゴ)と決まりの寸法があって、それぞれの長さが違うらしく。柱や畳寄せを入れたり、の納まりによる寸法のズレも含めて全体を調整する寸法の取り方だったということです。
(例えば今の尺の考えだと3尺+3尺=1間ですが、当時のシマリ+シマリ≒ツノってことです)

それだけ大工さんは大変だったでしょうが、使う側にとっては便利でとってもエコライフを過ごせたわけですね〜。  
                                2寸

 

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