和ごころのある住まいを。

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素材・道具・技のすばらしさカテゴリーの記事

2015.05.03 松が原プロジェクト 工事中見学会ご来場御礼!後記 ~その二~

前回に引き続き

4/25(土)に開催しました

松が原プロジェクト 工事中見学会 のご報告 その二 です。

 

この日は土曜日でもあったので、大工の棟梁はこちら平屋部分と屋根、外部の作業をされていました。

05-屋根-煙突部.jpg

途中、10時の休憩前には3種類の砥石を使い、ノミの研ぎ方、砥石のエトセトラ、

そして家づくりと大工をはじめこれからの職人の伝承について熱く語って下さいました。

00-大工棟梁の蚤講座.jpg

もう、わたしも個人的には、この 職人の伝承!!!

もう、大学を作ってしまいたい(みんな力を合わせてでできないかしら?)くらいだと

どこでもかしこでも言ってしまっています。

この道51年の棟梁をはじめ、熟練の職人技術を絶対にちびっこか時代から、

「見て」「触れて」「感じて」「夢見て」

・・・・・おっと、長くなりそうです(笑)

 

続きはまた次回、現場が進むにつれ、棟梁にいろいろ教わっていきたいです。

 

 

2015.03.27 今日のほっこり、「粋であること」。

昨日、ずっとお会いしたい大切な方にお会いできました❤

 

とても笑顔が素敵な、表情豊かな明るい方でした。

お土産に

岩国銘菓【しろやま】

岩国銘菓しろやま.gif

をいただきました。

ありがとうございます。

 

優しいキュートなお方。

 

「粋」だなぁ。

 

あんこに目がないわたし。

本日の食後のメインエベントに。

 

ぱりっとしつつも、味わい深い、パイ生地?にザラメ?のお砂糖。

中のあんこは、つぶとともに、なんでしょう。(わたし食レポできないかも)

栗?のような食べ応えのある、なんとも味だけでなくたくさんの食感が楽しめました。

 

「今日のほっこり」

を、頂戴いたしました。ありがとうございます❤

 

また日中には、すでに新築お引渡し済みのお施主様のお宅の

解体工事の現場に伺いました。

 

とても歴史を感じ、匠の技や技術を随所に目にし

残せるものは世代を超えて残していきたいと感じました。

 

いつもわたくしたちは、ご近所のみなさまの温かいお声掛けや

気にしていただき、ご贔屓にしていただいており感謝感激です。

 

ホームページにも書かせていただいております、

「7つのコンセプト」

http://www.nakagawa-wagokoro.com/concept.html

を胸にこれからも町の工務店として、お役にたてるよう精進していかなければいけませんね。

HP 粋.png

いつもありがとうございます。

2012.05.29 チビほうき

 

中川新聞に載せた江戸ホウキ屋さん。友人が東京に行った時、こちらの本家店舗、〔しろきやでんべい、と読みます〕に行ってきたんよ~っとお土産のチビほうきを買ってきてくれました。

「高級江戸ホウキを購入した!!!」と言うてました。ここのほうき、すごくいいんです。コシがあつてしなりもあってへたれない。きっと長く一緒におれるわ~っと予感させる奴です。

いいものを大事に長く愛用する⇒その道の職人が腕も知恵も奮うし、長く使えるいいものを作ってくれる⇒お金も国内でまわる⇒技も物もすたれない⇒修理もできる⇒払ったお金以上の元がとれる・・・最後はちょっといやらしい発想かも知れませんが、物の消費のあり方はこちらであるべき気がします。使い捨てこそ無駄使いざんす。

早速机廻りやら、パソコン掃除なんぞ、してみようではないか。ふっふっふ。2寸

ほうき.JPG

2012.04.19 岡山 遷喬尋常小学校 に行ってみんさい

岡山は真庭市。明治40年~平成2年まで小学校として使われてきたのですが、何と味わい深い美しい形・・・ここで勉強したらさぞ頭がよくなったに違いない(笑)

このころの建築って材料が良くて、松・桧をふんだんに贅沢に使っています。私が小学校低学年を過ごした校舎も木造で、床の雑巾がけを並んでしたものです。床がぴかぴか黒光りしていました。

P1050141.jpg手作りガラスがゆらぎを生み、格天井が格調高く、天然石の屋根がいい景観。福島出身の江川三郎八さんという、近代建築技師さんが設計しています。この方、バランス力が絶妙にいい。持って生まれたセンスもいいのでしょうが、ルネサンス様式の理屈も勉強して体得したのでしょうか・・・。

P1050161.jpg

いろんな建物を見ては一人ブツブツ「い~じゃーん。かっこい~っ。」だの「盛り込みすぎ~っ。」だの勝手なことを言うてます。建築はできたものが全て。人に心地よさをもたらすことも、不快感をよぶことも、どちらもできるだけに、見えるところも見えないところもほんとに大事。どんだけ気づくか、もぅ毎回毎回真剣勝負です。気が抜けない緊張感がたまらない~です。2寸

P1050140.jpgのサムネール画像

2012.04.12 鏝絵

何と読むでしょう?「こてえ」です。これこれ。岡山の勝山でみかけました。

鏝絵.JPGのサムネール画像

土蔵の戸などに時々あります。左官職人がしっくいを塗るコテで盛ったり削ったりして絵を描くんですが、すごい技術ですよね~。

多くは繁栄を願ったり、魔よけの意味(絵柄により意味があるのだとか)を込めて描かれるそうです。今やこういった技も発揮する場面がなかなかないですが、日本人の繊細でダイナミックな感性によってできた文化を大事にしていきたいものですね~。

さて、勝山といえばもうひとつ。商店街通りにのれんを各家がぶらさげているのです。職業が一目でわかるものやら、凝った手織りに染めが施されたイカスのれんまで。風にたなびくのが、いい景色をつくります。左は建築屋さん。いいな~。       2寸 

のれん勝山.JPG のれん2.JPG

2011.02.01 ぬりかべ~

P1020250.jpg

施主さまのご希望で、内装壁の左官塗りをしましたよ~。

コテは先端だけでなく全体を使う、乾燥すると粘りが出て質感が変わるので手早く塗る・・・などポイントを職人さん達に教えてもらって、時間を重ねるごとにコテさばきが上達していきまして、模様も光があたるといい感じに陰影が出ていました。

すっごいたのしい~と喜んでおられたので(仕上がりもいいですしね)ヨカッタhappy02建築中じゃないと味わえない体験ですもんね。午後からはお子様達の手形も押して、家の中にこっそりと記念壁がつくられています。お友達の皆さんは家に遊びに行かれたら探してみて下さいね。 

さあもうすぐ完成です。養生撤去が待ち遠しいですわ~。      2寸  

2010.04.17 来週は雨の予報が出ていますが?

今年は桜の開花時期が長かったようで、お花見楽しめましたでしょうか。
来週は雨マークが続いていますが、屋根の工事を予定してますので晴れてくれると良いのですが。
この写真は前に行った棟瓦の修理工事です


長年の間に地震・台風・強風により隅棟が少しずれていました、棟瓦を留めるのに銅線を使っていましたが今回復旧には、強力棟工法(棟金具、人工木材、タル木、南蛮漆喰)にて施工しました。


皆様、梅雨入り前に屋根の点検を宜しくお願いします。
                                   (K)

2010.02.19 杉の板

ただいま新しい加工場の改修中でして
外壁・屋根・内部などを張り替えています。

正面外壁はごく普通の杉の板なんですが

大きな面に張り込むと
とても木目がきれいに見えて
やっぱり自然の素材は
良いなあとつくづく思っています。
                      (K)
                     

2010.01.07 塗料・新商品情報


最近、造作で家具をお作りすることが多いですね。
食卓テーブルも無垢材の1枚ものを使ったり、TV台、食器棚なども収納する物にあわせてピッタリサイズにできるので、造作を希望される方が増えました。
洗面天板やキッチン天板やキッチンの補助作業台などもオーダーで・・・という声が多い中、水に強くて簡単施工の塗料があるのです〜。
モップや刷毛で簡単に塗れます。この商品の最良点は硬化するとガラス薄膜層を形成することです。
どうしても塗料そのものだと水がかり部分においては経年変化につれて剥がれたりがあるのですが、これはガラス膜があるので変化しません。
質感はあくまでギラギラせず(全ツヤ・半ツヤ・ツヤ消し共に揃えてあり)、木の素材感をそのままに出すことができます。今のニーズに合う商品です。
また、オスモなどの天然オイル系塗料で色をつけた上から塗ることもできます。
一般的塗料の概念とは一味違ったものと言えましょう。
造作家具屋さんにも紹介して、共に使い方を思案中なのです。
まだ発売して4か月目なのであまり市場に出回ってないのですが、使い方により、木の使える幅が広がること間違いなしです。
どんどんお客様にご提案してゆきます。
ちょうど今から洗面台天板を木で作るお宅がありますので、効果の程をまたご報告しますね。
商品情報ご入用な方はお尋ねください。  2寸

2009.11.19 石州和紙


天から降って沸いた閃きで、只今改装中の旅館の壁を和紙張りにする事を決め、善は急げということで、石州和紙の久保田さんの所へ行って来ました。

行ったのが既に五時を回っていたので、作業も終わり、古い木造の納屋のような工房で、職人さんたちは帰り支度をしている最中でした(中には若い女性の姿もありました)。
しかし、親方の久保田さんは、急に訪れた私に快く対応してくれました。

和紙の種類や大きさ、備長炭や酸化チタンを漉き込んだ機能性のあるもの、柿渋を塗ったもの、木の皮の入ったもの、透かし模様を入れたものなどを実物を交えて説明してくれ、いくつか提案もしてくれました。

ものを見るだけでは出てこないことが、今回も出向いたことで得られたのではないかと思ってます。
その結果は、このたびの工事で見ることが出来ると思いますので、楽しみにしていてください。(社)

2009.10.01 これらは何でしょう?


これらは何でしょう?

ヒント:K様邸の外部に使う材料です。


ズームアップしてみましたが、わかりますか?

ヒント:材料は杉です。塗装も塗っています。(超自然派塗料:ウッドロングエコ)
    雨水や日差しから守ってくれます。
    今の家で付いているところが、少なくなりました。


正解はこちらをクリック

2009.09.18 ヒノキにもいろいろある

同じヒノキといっても、千差万別。いろいろあります。内地で育ったものと、米ヒ(アメリカヒノキ)や台ヒ(台湾ヒノキ)とが違うのは当たり前ですが、同じ内地産のものでも一様ではありません。現在、ヒノキは北海道をのぞく日本全土で栽培されています。今、出回っているものは、戦中から戦後にかけて間伐用に植林された55?40年ものですが、これもよく見ると、土地によってかなり違います。
九州のものなどは違いが顕著で、里に近いところで育ったものは山の深いところで育ったものと比べて、年輪も甘く、やわらかい。いってみれば、ヒノキでありながら、ヒノキの性質の薄れているものもなかにはあります。これは九州産ヒノキの悪口ではありません。九州産のヒノキも良さがあり、化粧材などに使えば木目はいいし、活きてきます。
一般にはヒノキは尾張(三重)を初めとして、紀州(和歌山)、遠州(静岡)、木曽 (長野)産のものが最高とされていますが、近ごろでは、なかなかお目にかかれません。地元にいけば、確かに木はあるのですが、切り出しに費用がかかるため、放ってあるのが現状です。

ヒノキにもいろいろあるように、自然のものを相手にする場合には、相手をよく見てから使わなくてはなりません。基本的なことですが、出来ているか再度確認したいところであります。(社)

2009.09.01 答え


庇の腕木です。
大工さんが、一本一本手づくりで仕上げてくれます。
大工さんの仕事が全部隠れてしまいそうな家ばかりが建つ世の中ですが、
こんなに手をかけた家も当社では作っております。

※この写真はM様邸の庇です。

2009.08.04 色の錬金術

今回は色の実践的な話をしてみたいと思います。

新しく色塗る場合は、色見本から色を見つけたり、手持ちの家具の色に合わせたりします。
悩みますが、色の方向性が決まってしまえば、色の作り手は決まった色に近づきさえすれば、そんなに手こずることはほとんどありません。

それに較べて、補修などで、色を合わせる場合は少しでも色みやツヤが違うだけで、不満の声があがります。かなりシビアです。
だから、職人さんは、色の錬金術師となって色を作ります。

本日は、エレベーターの入口枠の補修をしてもらいました。

観察していると、錬金術師はウーンと唸ったり、気分転換で違う箇所を見に行ったりします。
青と白と黄色で作った第一段はボツに、スクッと立ち上がり秘薬を取りに向かう錬金術師、帰って来た手には緑色の塗料、「派手な色を作るとき使うんや」と言い、新しい色を作り始めました。
第二段はドンピシャでした。後は艶消し材で艶を調整して出来上がり。
補修を終え一言、「青は上がるから大丈夫。」



???

確かに時間が経つほど近づいていく感じがしました。(社)

2009.05.30 模型

当社では、平面や立面がほぼ決まった段階で模型を制作します。

本日完成したK様の模型です。



◆模型を見るポイント
①外観のバランスの確認。
②屋根の形の確認。
③窓が開き具合の確認。(暗くないか?風が通り抜けそうか?)
④模型化(立体化)することで平面図や立面図ではわかりにくかった部分の確認。
⑤好きか、嫌いか、直感の確認。
他にもいろいろありますが、主に外観のチェックが基本となります。

◆模型を作る際のポイント
何を確認してもらいたいかを絞って、確認してもらいたいポイントを出来るだけシンプルにつくるようにしています。つくり込み過ぎて、おもちゃにならないようにする点もポイントです。

模型は、本物の家ではなく、確認作業の道具の一つなのです。(社)

2009.05.14 湿度の高い日本の家

日本は高温多湿の気候です。それ故に日本の昔の家は風通しを何より重視してつくられていました。
しかし、最近の家づくりでは、エアコンなどの空調の普及により、人工的に室内環境をつくりやすくする高気密角の家が増え、全てにおいて風通しの悪い家が増えて来ました。


風通しを考えた欄間付きの掃き出し窓と雨の日でも窓を開けることの出来るように深い軒が窓上にあります。

基礎下には自然の力で空気が流れるように換気口を設けます。
中川建設特製の木製換気口(大工さんの手づくり)

柱や構造材に空気が当たるようにすることも、生きている木材にとって大切なことです。
真壁づくり家は長持ちの秘訣です!!

時代と逆行しているようですが、大きな目で家のバランスを考えることが、中川建設の家づくりの基本です。(社)

2009.05.11 庇のはなし

近頃は窓に庇が付いていない家も少なくありませんが、蒸し暑い雨の日に窓を開けておくことが出来たり、日差しの進入を防いだり、窓廻りの痛みを防ぐなど、家の肝心な部分なのです。


デザイン優先でスッキリした外観も良いかもしれませんが、庇を写真のように凝ったデザインにすると家自体に対する考え方も変わります。

たかが庇、されど庇。
中川建設は、庇も含めたトータルデザインの家を目指します。(社)

2009.04.16 実感・土壁、やっぱりすごいんだな〜っ

先日、テレビを見てました。
カンボジアだか、ベトナムだったか定かではありませんが、小学校をトタンで作ってあり、夏ものすごく暑い、そして教室が暗い、度重なる浸水で床のタイルが割れたり剥がれたりのまま放置されていました。

この問題を解決すべく派遣されたのは日本人の左官さんでした。
(あ、左官て左から塗るから左官という説も。ご存じでしたか?)
そして用いたのは[土壁]の技術。

まず、こまい竹をかいて、現地の植物で結びました。
湿地の泥・現地の土・米糊などほぼ現地材料を使っての作業。
左官塗を現地の人に教え、土壁をつくりました。
乾燥を待つ間に次は漆喰の準備です。
これも一般的に食べているタニシの殻をくだいてつくりました。
(調合云々は省きますね。)

風抜き窓を設け、漆喰の白色の反射で教室も明るくなり、土壁の効果でうんと涼しくなったようです。
床のタイル修復も泥に塩を混ぜて(下地モルタルとして塗る)その上にタイルをはりました。

う〜ん。調合の技術、土を合わせて色を作る技術、知識、うなりました。
日本の職人を絶やしちゃ〜いけないぜっと思います。
国や文化を超えて役に立つものって、ただただ鮮やかだな〜っ。

・・・ということで、当社も土壁の家づくりをつないでいこう、とお客様にせっせとPRしてきましたが、道は間違っていない!!と確信したので、もっとたくさんの方に興味をもっていただけたらいいなって思います。
過去のブログで紹介しておりますので、こちらもよかったらご覧ください。

2009.02.26 クラフトマンシップ


社長です。

本日はクリナップというキッチンメーカーの工場に見学に行って来ました。

創業者が技術者ということもあって、いくら機械化が進んでも2割は手作り部分は残すというクラフツマンシップのある会社なんです。

写真はキッチンのシンクを職人さん作っているんです。
金型では80Rまでしか出来なく、もっと小さいRを作る場合にはこういう風に人の手が必要になります。
この技術の修得には、最低でも5年の修行が必要なんです。

社内には色んな技術を修得する学校もあり、クラフトマンシップが伝承されている頼もしい企業です。

良い勉強になりました。

2009.02.15 土壁の良さ

社長です。
たまには当社の得意技を紹介させてもらいます。
何かといえば、下の写真のような土壁です。
今ではほとんどみられない工法ですが、
手間や時間が掛かるという意味で消えていっただけで、
ホントはすごい実力の持ち主なんです。
本日はその特徴についてご説明させてもらいます。


①断熱性能
80㎜の壁厚では、土壁の内と外側の温度に大差でません。
しかし、『土壁』は「蓄熱性」が高く、暖房された部屋は一時的な換気をしても室温の低下が少なく、冷めにくい構造が特徴です。蓄熱した壁は、周囲の温度の変化によって熱を放出したり、吸収する効果もあり、部屋の温度を一定にしようとするため、急激な温度変化を起こすことがありません。
逆に言うと、『断熱材』は熱を通しにくいが、蓄熱効果は期待できないということです。マンションの部屋が暖かいのはコンクリートの蓄熱効果によってです。
一重に較べられませんが、土壁は断熱という側面だけで機能が劣るような印象を受けることはありません。

②「家付き酵母によるカビ退治」
土壁にはバチルス菌(納豆菌)が存在していて、カビ菌を退治してくれます。

③「結露を抑制する」
土壁の土と土の小さな隙間が湿度の調整役となってくれます。
土壁の吸湿作用によって結露を防ぎます。
逆に乾燥すると放湿し、湿度を一定に保とうとします。

④「防音効果」
基本的に防音は重い材料を使うことが有効なので、土壁の防音効果は期待できます。

⑤「粉塵を抑制」
土壁に含まれた水分の除去効果と土壁の構造的な吸着力による効果です。

⑥「静電気と無縁」
自然素材なのでプラスティックのように静電気でホコリを吸着したり、静電気の発生源となることはありません。

⑦「エコロジー」
土なのでどこにでもあります。基本は赤土ですが、地方によっては赤土とは呼べないような土をつかっていますが、つなぎを工夫して上手く使っています。
自然素材ゆえに、リサイクルも簡単です。古民家の移設などでも落とした土壁を再利用します。そのほうが土の縮みも少なく仕上もしやすいのです。
それと解体時の費用です。これかリサイクル率が高まってくると、解体費用も上がっていきます。
資源化または分別しにくい樹脂素材は可能な限り使用を避けていきたいです。

⑧「負けて勝つ耐力壁」
土壁は「土」だけでなく、竹を組んだ「小舞」、柱と柱を貫き通す「貫」という3つが揃って初めて成り立ちます。貫は現在耐力壁に使われる筋違いに比べ弱い構造とされていますが良い点もあります。
筋交は一定以上の力がかかると一気に崩壊したり、他の部分を壊しながら激しく壊れます。それに対して土壁は、自らをちょっとづつ壊しながらやさしく壊れ、決定的な破壊は起こしません。
現在は建築基準法の変更もあり、基本は筋交で強度を確保し、貫で更に強度アップと、2者を混在していいとこ取りしておりますが、本来は貫だけでも十分に強度がある事を知って頂きたいと思います。

日本の家に対する考え方は『自然との共存・享受・同化』がベースになっています。その想いが土壁や伝統的な建物によく表れています。
良さを見直して、後世に技と知恵と考え方を繋ぐことは価値のある家づくりであると考えます。

いかがでしょうか。
説明が足りてない部分もありますが、

なぜ日本の家から土壁がなくならなくてはならないのかがわかりません。
性能も良く、自然にも人間にも優しい土壁が、
効率や企業の利益のためになくなってしまうなんて悲しいです。


中川建設は土壁と共に未来を見つめる工務店であり続けます。

2009.02.12 棟札


社長です。
本日は昨年末に完成したKさんの家に行ってまいりました。

Kさんは立ち退きの為の新築だったこともあり、
引越しも済んだので、当社で昭和61年に建てた家を解体しなければなりませんでした。

解体工事の現場からKさんが持って帰ってきたものが以前の家の棟札でした。
来年のとんどに持って行くそうです。

私は何とも嬉しくてしようがありません。
こんなに愛してもらえる家をつくった先代がうらやましいです。

私もそんな家が建てて行きたいです。

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